ゲーム感覚
顔も姿も見えない女性と、ゲーム感覚で恋愛をしています。
始まりは、出会いサイトの掲示板。
もともと面白半分で登録して、出会いが欲しかったわけでもなかった。
「ゲーム感覚で、私と恋愛しませんか??」
彼女の書き込みに興味を示した俺は、彼女にメールを送った。
はじめは友達から始まり、いつしかネット上の恋人に。
「おはよう」から始まり、「おやすみ」で終わるゲーム感覚の恋愛を1ケ月繰り返した。
顔も姿も見えない彼女のことが、気になり初めていた。
ゲーム感覚から始まった恋を、本当の恋に発展させたくなってしまった。
だから俺は、毎日のメールで今までした事のなかった、デートの待ち合わせをしてみた。
「うん、そろそろ私も会いたいと思ってたんだ。」
彼女からの返信が嬉しかった。
彼女が住んでいるのは、隣の県。
車を走らせて、2時間弱。
俺は今から、ゲーム感覚ではなく、現実となった明日の彼女とのデートのために洗車をする。
ピカピカの車で彼女を迎えに行きます。

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